映画ファンタスティック・プラネットがヤバ過ぎた【ネタバレ含む】
最近安定の娯楽
コロナ禍での主な娯楽はもっぱら映像作品です。同意見の方は多いんじゃないでしょうか。そして昨今のアニメ大ブームにより、見る作品もアニメーションが多いです。
そんな中、先日見たアニメが超衝撃だったので、どうしても沢山の人に知ってもらいたいと思った次第です。
という映画をご存じでしょうか?私はまったく知らなかったのですが、先日「JUNK
HEAD」を見ようと上映館を検索したときに、同館で上映中の作品の中にこのファンタスティック・プラネットという作品を見つけとても興味が湧いたのです。
何事かと思うビジュアルに一目で心を奪われ、見に行こうと決めました。
自宅近くで他に上映館があるかと探しましたがなんと一件しか見つからなかったので、UPLINK吉祥寺へ。
ミニシアターUPLINK
UPLINKを知ったきっかけは渋谷館でしたが、非常に残念なことにこちらはコロナが影響し閉館してしまったのです。本当に悲しかった。
主にアート作品などを扱うミニシアターで、大手の配給会社で扱わないような作品を上映するので非常に興味深い作品が多数上映されています。
感想を一言で表すならカオス
ファンタスティック・プラネットも非常にアート性の高い作品で、終始流れる音楽と音の使い方が非常に素晴らしい。映像のシュールさと動きに完璧にマッチした音遣いは脱帽するほかなく、その才能の塊にどんなクリエーターも嫉妬するのではないでしょうか。
あまり内容を細かく伝えるのは憚られるので、例えるならば「進撃の巨人」をSFサイケデリックバージョンにしたような、、一見無力に見える人間と、巨大な生物が支配している世界。そこには政治も絡みながらどちらが生き残るのか、思考し知恵を武器とする人間は偉大な力に立ち向かう。
しかしファンタスティック・プラネットの魅力はその摩訶不思議で想像もできないビジュアルと音なので、仮にストーリーがありきたりなものだったとしても魅力溢れる作品であることは間違いないでしょう。
とりあえず見てください
映画を見てから調べると、DVDだけでなくBDも発売されているので、上映館が近くになかったとしても見ることは可能です。
SFが好きな方はぜひ見てほしいです。恋愛ものが好きな人は見なくてもいいです。
チェコアニメが好きな人は映像を見てるだけで楽しめます。
フランス語が好きな人は音を聞いてるだけで楽しめます。
カオスな世界にぜひ浸ってください。